トップ

院長の挨拶

済生会の概要

病院の概要

基本方針
診療科
外来担当医表
外来受付
入院案内
部署紹介
人間ドック
メディカルトピックス
院内トピックス
関連施設
お問い合わせ
メディカルトピックス

メタボリックシンドロームとその治療
〜あなたは大丈夫ですか?メタボ予防で健康生活!〜
内科医師 坂本 佳子

メタボリックシンドロームとは?
  肥満=メタボリックではありません。メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の蓄積によりインスリンの働きの低下が起こり、糖尿病・脂質異常症・高血圧などの動脈硬化の危険因子が一個人に集積している状態です。各々の危険因子の程度が軽くても、重複して存在すると動脈硬化性疾患(心筋梗塞や脳梗塞など)の発症が相乗的に増加することがわかっています。虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)の危険度が正常な人に比べ約32倍も高くなります。
 
メタボリックシンドロームの診断
  

診断には、内臓脂肪の蓄積(ウエスト周囲径の増大)が必須条件です。これに加えて脂質代謝異常、高血圧、高血糖の3項目のうち2項目以上を満たす場合に、メタボリックシンドロームと診断されます。下記(表1)に診断基準を掲載していますので、お手持ちの検査結果と照らし合わせてみて下さい。 


メタボリックシンドロームの診断基準(表1)
内臓脂肪の蓄積
ウエスト周囲径
男性85p以上 女性90p以上
(内臓脂肪面積 男女とも100cm2以上に相当)
上記に加え下記のうち2項目以上に該当
高トリグリセリド血症 150r/dl
以上かつ/または
低HDLコレステロール血症 40r/dl 未満
収縮期血圧 130mmHg以上
かつ/または
拡張期血圧 85mmHg以上
空腹時血糖 110r/dl 以上
(メタボリックシンドロームの定義と新案基準より引用)
 
メタボリックシンドロームの治療
  

治療のポイントは内臓脂肪を減少させることです。現在の体重またはウエスト周囲径の「マイナス5%」を目標に、3〜6カ月かけて緩やかな減量を継続して下さい。

食事療法
  脂肪・糖質を減らし、食物繊維を多く摂り、カロリーを制限しましょう。早食い・まとめ食い・偏食・間食・満腹まで食べるなどの食行動の癖を見直して下さい。
運動療法
  運動は内臓脂肪を減少させる有効な手段です。運動の時間が取れない場合は、通勤や家事などの日常生活で運動量を増やすように心がけましょう。
薬物療法
  食事療法、運動療法を主とした生活改善を3〜6カ月行っても、高血糖、高血圧、高脂血症が改善されない場合は、それぞれに対しての薬物療法が行われます。
禁 煙
  喫煙は、動脈硬化性疾患の危険性を高めます。禁煙が必要です。

 

メタボリックシンドロームはさまざまな病気の入口です。合併症を防ぎ健康的な生活が送られるよう予防に努めましょう。また、上記の症状や心配なことがあれば早めに受診しご相談下さい。


メディカルトピックス外来診療担当医表トップページ
© Saiseikai Karatsu Hospital. All rights reserved.