ホーム病院紹介診療案内外来・入院案内医療機関の皆様へアクセスお問合わせ


 トップページ
 院長のあいさつ
 唐津病院の概要
 済生会の概要
 理念・基本方針
 診療案内
 外来診療担当医表
 部署紹介
 外来受付案内
 入院案内
 お見舞いメール
 人間ドック
 広報誌なでしこ通信
 院内トピックス
 関連施設
 交通アクセス
 お問い合わせ
乳がん検診

乳がん検診について 症状からみた乳房の病気 乳がんの治療について
 
乳腺外来日 
診察時間
午 前
             ※乳腺外来日:火曜日  ※受付時間:【午前の部】8:30〜11:30
             ※予約制となっておりますのでお電話にてご予約をお取りください。
 
TEL 0955-73-3175(代)
 
乳がん検診

乳がんの早期発見のために役立つマンモグラフィ 女性のための検診です
 
乳がん検診
 日本では乳がんにかかる女性は年々増えてきています。現在、日本人の女性でかかるがんのうち、「乳がん」は最も頻度の高いがんです。乳がんにかかる日本人女性は年々増加しており、毎年約3万人の女性が乳がんにかかっています。女性が生涯に乳がんにかかる可能性は、日本人で20人に1人といわれています。
 乳がんは早期に発見して早く治療を行うことで、多くの場合は病気が治ります。また、手術に際しても乳房を全摘せずに残すことができる可能性も高くなります。実際に欧米では、マンモグラフィによる乳がん検診で乳がん死亡率を減らすことができています。
  こういった背景から、近年、日本でもようやくマンモグラフィによる乳がん検診が行われるようになりました。地方自治体での乳がん検診は、マンモグラフィと視触診を併用して行います。

マンモグラフィ
Simens MAMMOMAT3000
マンモグラフィによる乳がん検診
マンモグラフィで撮影した乳房画像
  当院では、乳がん検診でマンモグラフィと視診・触診を併用して行います。実際に乳がん検診をしてみると、マンモグラフィを用いた乳がん検診では早期乳がんが見つかることがよくあります。
  一方、マンモグラフィを用いた乳がん検診のよくない点としては、通常のレントゲン撮影と同様に、エックス線への曝露があげられます。しかし、この曝露量は健康に悪影響を与える心配はありませんので安心して検査を受けて下さい。
 
 このページのトップへ
乳がん検診
さまざまな症状の乳房の病気 あなたはどんな症状が気になりますか?
 
乳房のしこり
  乳房のしこりには、「乳がん」「のう胞」「線維腺種」「葉状腫瘍」「脂肪腫」などがあります。
このうち「乳がん」以外の代表的なものについて説明します。

のう胞
 乳腺にできたふくろの中に液体がたまったものです。のう胞が近い将来、乳がんになることはなく、治療の必要はありません。大きくなり痛みなどの症状がある場合には、液体を注射器で抜くことにより改善します。ただ、液体が再びたまることがあります。また、ときおり「のう胞」のなかに腫瘍ができることがあり、この場合には良性か悪性かを診断するために切除が必要になることがあります。
線維腺種と葉状腫瘍
 10〜30歳代の方に最も多いのは、「線維腺種」です。ほとんどの場合は経過観察のみで良く、手術は必要ありません。しかし、どんどん大きくなるものに関しては、手術が必要になる場合があります。「葉状腫瘍」は、「線維腺種」とよく似ていますが、大きくなる傾向があることや、まれに悪性の場合もあることから、手術が必要になることが多いです。手術の方法ですが、「線維腺腫」は腫瘍だけを切除します。「葉状腫瘍」は、再発の危険性があるため、少し大きめに切除します。
脂肪腫
 脂肪にできる腫瘍で、切除することで治ります。

乳房の痛み
  乳房に痛みがある方のうち、マンモグラフィや超音波検査で異常を認めない場合、ほとんどの場合は「乳腺症」です。「乳腺症」は、女性ホルモンの相対的な過剰によりおこるとされています。ほとんどの「乳腺症」は乳がんとは直接の関係はありません。定期的な検査は必要ないのですが、対象年齢の方は乳がん検診を受けていただくようにしています。乳房の痛みは、経過をみているうちに自然に改善することが多いですが、ふたたび繰り返すこともあります。
  乳腺症以外には、「乳腺炎」があります。「乳腺炎」は、皮膚が赤くなったり熱くなったりといった炎症反応を認めます。授乳に伴うものが多く、多くの場合は抗生剤の服用で治りますが、うみがたまっていると切開が必要になることもあります。

乳頭からの分泌物
 妊娠や授乳もしていないのに、乳頭から分泌液がでてくることがあります。これを「乳頭異常分泌」と呼びます。分泌液は無色透明、ミルク様、血液様などがあります。定期的にお薬をのんでいる方の場合、お薬の影響で乳頭から分泌液がでることもあるので、まずこれを確認します。両側から多量に分泌液がでるときには、「脳下垂体腫瘍」という病気が原因となっている場合があるため、検査が必要です。
  それ以外は、しこりとして触れない乳がんが原因のことがあるので、精密検査をおすすめします。とくに血液の混じったような液である場合には注意が必要で、約30%が乳がんであるといわれています。検査は、マンモグラフィ・超音波検査・分泌液の細胞診を行います。超音波検査でしこりを認めた場合には、細胞診あるいは針生検を行います。
  乳がん以外には、「乳頭腫」という良性腫瘍の場合があります。良性であると診断がついた場合には経過観察でよいとされていますが、実際に細胞診や組織診でもがんと見分けることが難しいことが多いため、当院ではMRI検査を行い悪性の可能性が否定できないときには、手術をおすすめすることが多いです。

 手術は、「乳管腺葉区分切除術」といい、分泌物がでてくる乳管が分布する乳腺を部分的に切除する手術になります。一般には、乳腺全体の約1/6を切除するイメージで、乳房がひどく変形することはありません。皮膚の傷もあまり大きくありません。
  手術の結果、「乳頭腫」であった場合には、これで治療は終了です。「乳がん」であった場合には、その性質やがんの広がりによっては再手術が必要になることもあります。
   
 このページのトップへ
乳がん検診

あなたの生活やこころに配慮した最善の治療を提供します
 
乳がんの治療
  乳がんは手術、くすり(薬物療法)、放射線治療の3つの治療法を組み合わせて行うことが標準的な治療方法です。どの治療法をどの順序で行うのかは、それぞれの方の診断の結果により異なります。
   
乳がんの手術
乳がんの手術法は、大きく分けて乳房温存術と乳房切除術(乳房全摘)があります。
   
@乳房温存術
 
 乳房温存術は、乳腺を部分的に切除して乳房の膨らみは温存できる手術です。
 ただ、残した乳房の再発を予防するために、手術後に放射線治療を行うことが多いです。乳房温存術を行うには、右のような条件があります。
乳房温存術の条件
  1. がんの大きさが3cm以下
  2. 病巣が広がっていない
  3. 多発病巣がない
  4. 放射線照射が可能
  5. 患者さんが乳房の温存を希望
(日本乳癌学会のガイドラインより)
A乳房切除術
 乳房切除が適応となるのは、がんが大きい・しこりが小さくてもがんが乳腺内に広がっている・がんが乳房内に複数ある(多発している)などのために乳房温存術ができない方や、ご本人が乳房温存術を希望されない方などが乳房切除術の対象となります。
   
術前化学療法
 しこりが大きくても乳房温存術を強く希望される方もおられると思います。この場合、手術前に抗がん剤(場合によってはホルモン剤)を使用して、しこりが小さくなれば温存手術が可能です。
 また、手術の後に化学療法の適応となる方では、手術前に抗癌剤治療を行うことで、できた癌がどのような抗癌剤に感受性があるのか(どの抗癌剤が効きやすいのか)を確かめることができます。
   
放射線治療
@乳房温存術後の放射線治療
  乳房温存術を行った後には、5〜6週間にわたり通院で毎日放射線療法を行うことが多いです。その理由は、放射線治療を行わないと、約20%と高率に温存した乳房に腫瘍が再発するからです。原則として毎日通院が必要になりますが、1回の治療にかかる時間は通常10分程度ですので、ご高齢の方でも十分可能です。温存療法と放射線療法を行った後に、手術した乳房にがんが再発する可能性は、5〜10%程度です。
   
Aその他の放射線治療
 その他の放射線治療として、手術後、全摘(乳房の切除)を行った方でも、局所進行がん(腫瘍の大きさが5cm以上、リンパ節転移が4個以上)の方には、受けていただくことがあります。さらに、再発乳がんの患者様では、骨転移や脳転移などの方に対して適応を慎重に判定して行う場合があります。
   
薬物療法の種類と必要性
  乳がんの薬物療法には、ホルモン療法と化学療法(抗がん剤)と分子標的薬治療があります。将来の病気の再発・転移をおさえて病気をなおすために、非常に重要な治療です。そもそも、なぜ薬物療法をしなければならないかというと乳がんは手術だけでは治らない場合が多いからです。
 なぜ手術後に再発・転移する人がでてくるかというと、手術の時には検査では捕らえられない微小ながん細胞が、血液やリンパの流れにのってすでに全身にまわっていて(微小転移)、この微小ながん細胞が時間の経過とともに増殖し目に見えるかたまり(再発・転移)となるからです。
 そのため全身に隠れているかもしれない微小ながん細胞が仲間を増やす前にできるだけ早く薬物療法で撲滅することが重要になります。この効果を期待して行う治療が術後の薬物療法です。
   
このページのトップへ

社会福祉法人 恩賜財団 済生会唐津病院
〒847-0852 佐賀県唐津市元旗町817 TEL.0955-73-3175(代表) FAX.0955-73-5760
Last up date; 2013.5.16 © Saiseikai Karatsu Hospital. All rights reserved.