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院長のあいさつ

 
  平成の御代は平成31年4月末までとなる見込みで、残りわずかとなりましたが、昭和(63年間)、明治(45年間)に続く長さになりました。(全体では35年続いた室町時代の応永に続く4番目)皆さんにとって平成とはどんな時代だったのでしょうか。私個人的には、大喪の礼と重なって歌舞音曲の類は控えるようお達しの出たなかで行われた消化器外科学会から始まり、その後はずっと済生会に勤務して済生会と共に歩んできた平成です。
  平成の初め以降医療現場で起こったことを何点か挙げてみると、
 
1. 情報化:平成10年頃以降オーダリングに続き、電子カルテが一気に普及した。機能やアクセスの利点が大きく、多職種参画の医療現場ではもはや紙カルテに後戻りできない。導入・維持・更新に高額の費用が掛かるが、今後は是非診療報酬で評価がほしい。
2. 通信:固定電話とポケベルの時代から、携帯電話・インターネット時代に進化した。情報化技術と相まって、遠隔でもICTで患者情報を閲覧・交換できるようになった。今後、IoTであらゆるものが結びつき、AIやロボットも進化することが期待される。
3. 消費税:平成元年に3%で導入され、平成9年5%に。平成26年8%になった。2019年10月に10%となる予定であるが、使途が社会保障以外に拡がる可能性があることと、病院の仕入れに係る消費税の解決が図られるか否かが問題である。
4. 支払い制度:診断群分類による定額支払い制度DPCが平成15年から特定機能病院等で始まり順次拡大された。現在急性期を担う病院の多くが参入している。全国でも地域内でも様々な比較が可能になり、医療の効率化・標準化・集約化が進んでいる。
5. 診断治療の進歩:画像診断が進化する一方、内視鏡治療、血管内治療、鏡視下手術が急速に進化・普及した。何れも機器に多額の投資が必要である。薬剤も大きく変わり、肝炎等で根本治療が可能になったが、分子標的薬など超高額薬剤が増加している。
6. 医療従事者の不足:@医師;初期臨床研修制度以降顕在化した。地域・診療科偏在が目立つ。A看護師;7:1看護基準導入後顕在化した。B薬剤師;高給の調剤薬局に圧倒されている。多職種参画となった医療現場では、その他の医療技術職も不足感が強い。さらに人手不足の中、非資格職も不足している。
7. 医療安全:平成11年の有名な患者取り違え事件後、一気に関心が高まった。医療には人的物的にも不完全な要素も多く、時間やコストをかけて改善を継続するしかない。 
8. ニーズの高まり:医療への不信や高い権利意識を背景として、特に理由もなく、高度な要求を突き付ける利用者も増えてきた。
   
  等々様々なことがありました。今後も、今は予測できない変化があると思いますが、可能な限り対応して地域に良い医療を提供していきます。
 
平成30年
済生会唐津病院
院長 園田 孝志


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